桜とフェレット

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冠婚葬祭・年中行事

フェレットとのお花見あるあると注意事項【それぞれの桜(さくら)にまつわる花言葉と豆知識】精神美・優美な女性だけじゃない?

2017年4月4日

神話の時代、木之花咲耶姫(このはなさくやひめ)が富士山頂より種を撒いたことで日本に広まったとされる桜。

お花見として多くの人を集める事で、地面を踏み固めて堤防の地盤を強くしよう!後世にもずっとこの町と桜を残そう!と、昔の人の優しい気持ちと賢い知識や知恵で川沿いに植えたとされる桜。

お父さんが大切にしていた木の枝を斧で切り落とした事を正直に告白したら、怒られるどころか正直者だと褒められたというワシントン少年(後のアメリカ初代大統領)のお話しで有名な桜。

某テレビ番組の収録で素敵な衣装を用意してもらい、お弁当まで頂いて観覧席で見ているだけという、その昔、私がした事のあるアルバイト、いわゆる「さくら」※

メモ

※さくらを「偽客」と書くのは当て字で、露天商などの隠語から、明治時代以降に一般へ広まった。
語源は諸説あるが、江戸時代の芝居小屋で役者に声をかける見物人役は、パッと派手に景気よくやってパッと消えることから、桜の性質になぞらえ「さくら」と呼ぶようになり、そこから露天商の隠語となって、一般にも広まったとする説が有力とされる。
また、桜は無料で見ることができるため、芝居を無料で見物する人を「さくら」と呼ぶようになり、現在の意味になったとする説もある。
その他、労働する意味の「作労(さくらう)」が転訛し、「さくら」になったとする説もあるが、意味的な繋がりがはっきりせず、有力な説とは考えられていない。

言語由来辞典「偽客(さくら)」より

せっかく良いお話しをたくさん集めても私の思い出を一つ混ぜただけで、一気に台無しになる事が分かりました。

それでも桜は綺麗です。

私は桜が大好きです。

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「桜」の花言葉は「精神の美」「優美な女性」

「桜」と一口に言っても色々な種類があります。

それぞれの種類によって花言葉は違うのですが、桜全般を指す、いわゆる「桜の花言葉」はその2つです。

「精神の美」は上記のワシントン君の逸話からきてるなんて説もありますが、それは後付けじゃないかって私は勝手に思っています。

だって、「ワシントンが子供のころはアメリカに桜の木なんか無かったはずだ」って学生時代に先生がそう言ってたような覚えがあるから…

ジョージワシントンさんは1732年2月22日生まれで1799年12月14日に亡くなっています。

1912年に当時の東京市長、尾崎行雄がソメイヨシノ約3,000本を米国に寄贈し、その返礼としてハナミズキがうんちゃらかんちゃらって有名な話しから推測しても…

まあ、別にこれが最初の桜ってわけじゃないかもしれないけど

どうでも良いです。本当の事なんか

ぶっちゃけその辺の事に「真実」とか「真相」とか何にも興味がありません。

そんな事をいつまでもグチグチこれ以上続けるのは逆に無粋だなって思います。

何がどうあれ桜は桜だから…

エルちゃん、ちょっと桜も見てみない?
桜を見ないフェレット

「あっちを見てるの♪スン♪」

ほら、ここに綺麗なお花があるよ

桜を見ないフェレット

「向こうを見るの♪スン♪」

の図

ここは武士道を重んじた侍の国、大きな和と書いて大和の国…それが「日本」

「精神の美しさ」は日本人のその心からきてるに違いないって信じているから、多くの魂(たましい)の誇り、ご先祖様に恥ずかしくない生き方をしなくちゃいけないって、

桜の時期になるとそんな事をやたらと熱く語りだす、ちょっと面倒臭い占い師だって私の自己紹介はここまでです。

やっぱり、お話しが台無しになっちゃった…

ひょこっ

桜とフェレット

まあ♡可愛い

それぞれ【さくら】花言葉

科・属名: バラ科サクラ属
和名: 桜(サクラ)
英名: Cherry blossom
原産地: ヒマラヤ近郊、日本、中国など主に北半球の温帯
色: ピンク、白
開花時期: 3月~4月
出回り時期: 3月~4月(最盛期は4月)
花持ち期間: 5~10日程度

Wikipedia「サクラ」より

染井吉野(そめいよしの)

開花時期:3月中旬頃から

江戸末期から明治初期に江戸の染井村の造園師や植木職人によって育成されたソメイヨシノ。

観賞用のサクラの代表種。花弁は5枚で、花が散ってから葉っぱが出る。葉桜時期は毛虫に注意!

  • 純潔
  • 優れた美人

枝垂れ桜(しだれざくら)

開花時期:3月下旬頃から

シダレザクラは、枝がやわらかく枝垂れる桜の総称で品種もさまざまです。

六義園(東京都文京区)のシンボルのこちらは本当に見事!

  • 優美
  • ごまかし

里桜・八重桜(さとざくら・やえざくら)

開花時期:多くの品種は、ソメイヨシノに比べて開花期が1~2週間ほど遅い

ヤエザクラは、八重咲きになるサクラの総称で品種もさまざまです。

ヤエザクラは、野生のヤマザクラに対して、人里に咲く桜ということからサトザクラとも呼ばれます。

  • 豊かな教養
  • 善良な教育
  • しとやか

山桜(やまざくら)

開花時期:3月~4月頃(同じ場所に育つものでも開花時期に一週間程度のずれがあり、日本の野生の桜の代表的な品種で和歌にも数多く詠まれています。

葉芽と花が同時に開く←ソメイヨシノと区別する時のポイント!

「吉野の桜」とは本来この山桜を指し、日本の象徴とされた桜。

  • あなたに微笑む
  • 純潔
  • 高尚
  • 淡白
  • 美麗

冬桜(ふゆざくら)

開花時期:11月~12月と翌年4月上旬の年2回

初冬と春に開花する栽培種の一種でコバザクラ(小葉桜)ともいわれます。

花は中輪、白から淡いピンク色で一重咲き。

  • 冷静

寒桜(かんざくら)

開花時期:1月~3月頃

暖地では1月中旬頃から花が咲きだす栽培種でアタミザクラ(熱海桜)もその一種。

花は小輪、ピンク色で一重咲き。

  • 気まぐれ

「花より団子」の乙女達、純粋に「花見」を楽しめるようになったら本当の大人

私がまだうら若き乙女だった頃、この時期のスケジュール帳は「花見」と称した飲み会でビッシリ埋まっていました。

花なんてひとっつも見ていないそれもたくさんありました。

30歳を過ぎて、この時期に入院をしました。

「喫煙所※から桜がちょっと見える」と聞いてからは、用もないのに毎日そこへ、そのちょこっとだけ見える桜を日に何度も見に行きました。

学校の桜、家族と見たあの見事な桜、一緒に見に行ったらおばあちゃんがすごく喜んでくれた皇居の桜、いろんな桜を思い出しました。

それが何桜だったかなんて知りません。

ただ、そこにあった「桜」で色んな桜を思い出したというだけです。

突然の雨で突如お開きになった夜桜見物の帰り、グチャグチャに踏まれた桜の花びら達が最後に見た「桜」だって事に気が付いちゃったら、おかしくないのに笑えてきて、なぜだか涙が止まりませんでした。

初めて「桜をちゃんと見たい」って心からそう思いながら泣きました。

桜なんてとっくに散ってしまっていた退院の日、「毎年一回はちゃんと桜を見る日を2人で作っていこうね」って主人が言ってくれてから、それまでの名ばかりだった「お花見」は、

「ちゃんと桜を見る花見」として、我が家だけの年中行事の大切な1つです。

皆、こうして年を重ねるごとに桜の思い出が増えていきます。

大人は誰でも桜に馳せるいろいろが在るのです。

桜の下で年寄りがいきいきと雄弁に語り出すのは、この為です…

って、だれがBBAだ!この野郎!!!

※2017年現在、病院はどこも「敷地内全面禁煙」が当たり前のようですが、当時はまだ屋外にそう呼ばれる場所が、その病院にはありました。

「花より穴掘り」それがフェレット

桜は綺麗だし、エルちゃんは可愛いし…被写体は100点満点なのに、カメラマンの腕が追いつかなくて、なかなか良い写真が撮れません。

こんな感じ?

桜とフェレット

こう?

ドアップのフェレット

はしゃぐ親バカ両親に呆れてるようにも見えます…

「もう写真は良いんじゃない?遊ばせてあげよう!」って事で、お散歩開始♪

フェレットの尻尾ボン

途端に尻尾ボン!

楽しそうです

フェレットの散歩

夢中でスンスン♪

感情をとても豊かに表現してくれるこの子達の尻尾。

尻尾ボン!はどんな気持ち?

極め付けはこちら…

それそれそれそれーっ!!

穴を掘るフェレット

掘りホリホリホリッ…

そしていつもの

お鼻が真っ黒

鼻に土、フェレット

「えっ?もうおしまい?」

みたいなお顔

可愛いらしすぎかっ?!

お花見にフェレットを連れて行く時は

これまでにもちょいちょい「私はこう思います」として、

この子達に外でお散歩の必要はありません。
アタチはなこ
アタチはなこ

と言ってきました。

そしてこの子達は、多分、「お花見」というものにはそれほど興味は無いと思います。

でも、あなたが

「連れて行ってあげたい」

「一緒にお花見したい」と思ったら、ぜひぜひ連れて行ってあげて欲しいと思います。

だって、この子達はあなたと一緒ならどんな所だって楽しいって思ってくれるはずですから。

だから、その時には、安全面にだけはくれぐれもくれぐれも充分に注意してあげて下さいね。

お花見での注意事項

通常の花見客というのは上を向いて歩いています。

リードを付けていても人混みを歩かせるのは止めましょう。踏まれてしまったら大変です。

っていうか、少しでも「フェレットの事」を知っていたら、そんなゴチャゴチャした人混みの中にわざわざ連れて行ってブツクサ言うような事は無いと思っていたのですが…

「勝手に触ってくる人がいてムカついた」

「勝手に写真を撮られて云々カンヌン」

みたいな何やら立腹されている愚痴っぽいメールがお問合せに届く事があります。

あの…

こんな事は言いたくないのですが、そんな事は、ちょっと考えたら分かる事だと思うんです。

ニョロ達に嫌な思いや怖い思いをさせないように、あなたが考えて気を付けてあげて下さい。

せっかくの「お花見」です。

あなたも周りの人も、そこにいる全員が楽しい気持ちで過ごせるように皆がマナーを守らなければいけない場所です。

判断力の低下した酔っ払いがいる事も、そういうマナーを勉強中の年端のいかない子供達がいる事も分かったうえで連れて行くのですから、ニョロリンが危なくないように努めなければいけないのは、周りの人ではなく、先ずは飼い主である、あなたなんですよ。

子供は言えば分かる!分からないのは…

周りの人の無作法をとやかく言うより、目の前のニョロリンに「楽しいね」って思ってもらえるように、危なくないように、もう少し考えてあげて欲しいなって思います。

ちなみに我が家のお花見は近所の公園です。

最後に1つ大事なこと…写真のエルちゃんのように

フェレットが掘った穴は飼い主がきちんと埋め戻しておきましょう!!

さすがに、この子達が掘った程度では人間が転倒するような穴にはならないかもしれませんが、そういう問題ではないのです。

それが利用者としてのマナーです。

この数年チラホラと、もちろんそれだけが理由ではありませんが、「フェレット等小動物を連れての入園を禁止する」事の検討を始めている施設のお話しを耳にするようになってきました。

この先もずっと、この子達と一緒にお花見が出来るかどうかは、今の私たちのマナーにかかっているのです。

どんな場所でも、動物好きもそうじゃない人もいるって事を忘れずに、最低限のマナーを守って皆が気持ちよく楽しめるよう私たち側から気を付けていきましょうね。

繰り返しにもなりますが、

お花見に限らず、人混みにペットを連れて行く時は充分にこの子達の安全には気を配ってあげて下さいね。

安全で楽しいのが一番です。

健やかなニョロニョロ生活を☆彡

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